堀・船津の中国旅行記
雲南省
昆明市

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雲南省は、昔は中国の辺境の地と呼ばれた雲南省は、少数民族の博物館とも言われます。中国は56の民族で構成されていますが、雲南省には25(除く漢民族)の民族が暮らています。中でも私達を楽しませてくれるのは、民族衣装です。南国の明るい太陽や色彩豊かな草花が織り込まれたような華やかさは、真に百花繚乱です。
昆明市、その雲南省の省都です。雲貴高原の中部に位置し三方を山に囲まれた標高1900メートルの盆地にあります。人口約370万人で、四季を通じて温暖な気候に恵まれ春城とも呼ばれています。
私達は、深セン空港から空路昆明に向かいました。昆明到着後、まず日本で予約していた「昆明桜花暇日酒店」(4星)チェックインしました。
雲南省の観光スケジュールを立てる為、ホテル内の旅行社に出向き7泊8日の個人ツアーをつくりました。旅行社の名前は「昆明桜花暇期旅行社」で黄燕(huang Yan)さんでした。
少数民族ディナーショーへ。 雲南の旅行計画も決まり、夕食の場所を決める為、ホテルのビジネスセンターに行って、小姐(お嬢さん)に「何処かいいとこない?}と聞いたところ、愛尼山荘と言う所を教えてくれ、予約もしてくれました。本当にローカルティックで、日本人の観光客は全くいませんでした。値段も一人50元(750円)位で、大満足でした(左枠内のボタンを押すとディナーショーのビデオ映像がご覧いただけます。)
翌日昆明一日観光の為、旅行社が用意した車に乗り込みまず石林へ向かいました。ガイドは漢族の小姐でした。
石林風景区は、昆明から南東へ120kmの所にあり、イ族自治権の中にあります。

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陽宗湖やのどかな田園風景を眺めながら2時間ほどの道のりです。石林は3億年前に海底が地殻変動で隆起して形勢され、巨大な石灰岩が林の様に乱立(写真右)しています。簡単に表現すれば、鍾乳洞の鍾乳石が空に向かって、立っている様です。石林風景区は3万ヘクタールと言う広大な面積がありその中が、石峰・石柱・鍾乳石・鍾乳洞など7つのエリアに分かれています。全部を一日で周るのは困難ですが、大石林の望峰亭に上がると全体が見渡せます。全体が見渡せる場所は、その他にも獅子亭や蓮花亭などがあり、それぞれに違った景色が楽しめます。
注意する点として、石林は中国でも有数の観光地であり、日本の観光客も結構多くきています。観光客馴れしている土産売りには、気を付けた方が良いでしょう。どうしても土産が欲しいなら、安いもので我慢しよう。
ハニ族の村を訪ねました。石林周辺は、イ族の一派のサニ族が住んでいます。イ族とは言葉も衣装も違います。私達は石林から出てまもなく行ったところで、車の窓から形状が美しい屋根瓦に惹かれました
。ガイドに頼んで、特別にこの村を訪ねることにしました。村の名前は分かりませんが、本当の少数民族の暮しに触れた思いでした。

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昆明空港へ。私達は夕方の便で、西双版納へ向かう為、昆明空港へ向かいました。
この他の観光地:西山龍門・雲南民族村・雲南民族博物館・園通禅寺・大観楼公園など

美味いもの:雲南ハム・昆明ダック・きのこ料理・地鶏スープなど

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.R.HORI & Y.FUNATSU
公開日: 2002.08.10 更新日2013.03.01