「蘭州市を流れる雄大な大黄河をパノラマで見る」には、蘭州市の南にそびえる標高2192mの蘭山公園 です。頂上へはリフトで登りますが、リフトの高低差は約1000m以上 で、かなりスリリングなリフト です(高所恐怖症の人はご注意を)。山頂へはリフトを降りてしばらく歩く事になりますが、この山頂に立つと 蘭州市とその周辺の雄大な景色が一望できます  。ただ蘭山公園に登るリフトの乗り場が分かりにくいので、「五泉山公園」の入場券売り場 で尋ねるといいです。入場券売り場の裏の方に旧市街があって、その上り坂の細い路地(車は通れません) を15分ほど歩いた所にリフト乗り場があります。
蘭山公園に登る時間がない人は、五泉山公園 からでも市内が一望できます。蘭山公園のリフト乗り場に隣り合った所にあります。泉蘭山(海抜1600m)山麓の斜面にあり、明代初期(1400年頃)に建てられた「崇慶寺」 を中心に市民の憩いの場所となっています。五泉山の由来は、5ヶ所から泉が湧き出している事からきています。
「巨大な劉家峡ダムとその奥にある炳霊寺石窟を訪ねる」には、一日がかりとなります。市内の旅行社で毎日複数のツアーが組まれていますから、これに参加するのが一般的です。但し日曜日は旅行社が休みですから、前もっての予約が必要です。その他に、費用が少し高くはなりますが、ホテルのビジネスセンターに依頼して、ガイド付きで車をチャーターする事も可能です。私達は蘭州到着が日曜日だったので、ホテルで特別に手配してもらい、車を一日チャーター する事にしました。ちなみに料金は、車チャーター料・ガイド・快速艇チャーター料・入場料・昼食代など、オール込み込みで、1050元(二人分)でした。(前もって予約すればもう少し安いと思われます)
車は市内のホテルを出発し、黄河沿いの国道を西に向かい、劉家峡ダムの船乗り場を目指します。劉家峡ダムまで100キロほどです。
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