堀・船津の中国旅行記
少数民族ふれあい広場
少数民族とのふれあい広場

中国には、56の民族がいて、94%を漢族が占め、残り55民族が少数民族と言われます。
このページでは、私達が旅行中に出会った少数民族の人達との出会いを、ふれあい広場として、まとめて見ました。

少数民族名
写真
少数民族の解説
少数民族名
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少数民族の解説
雲南省 愛ニー族   雲南省 チワン族 主に広西チワン族自治区と雲南省の文山チワン族ミャオ族自治州に居住している農耕民族で、中国で最も人口が多い少数民族である。宗教は自然崇拝と多神崇拝などの原始宗教。チワン錦織は有名。
雲南省 タイ族

タイ族は西双版納地域に多い。水稲耕作を行い高床式住宅に住む。板張の床にはゴザが敷かれ通風性が良い。暦正月の水かけ祭は有名。小乗仏教を信仰し、いたる所に寺院がある。独自のタイ文字やタイ暦を使う。

雲南省 ラフ族 雲南省西南部の国境地帯、瀾滄江流域の山地に多く住んでいる。頭の形に特徴があり長い場合は10m以上もの布を頭に巻きつけている。長いほど身分が高いという
雲南省 ジンポー族 主に雲南省タイ族徳宏ジンポー族自治州の山間部に居住し水稲を主とする農耕民族。ジンポー族の人口は十数万人程度。ミャンマーにも多く居住している。祖先崇拝と精霊を信仰。男性は山刀を帯刀しているのが特徴。 雲南省 瑶(ヤオ)族

紀元前に湖南省付近に現れた焼畑農耕民族だったが、その後、北や南に移動したとされる。今は広西チワン族自治区に多く住むが、このような歴史の中で、服装や頭飾りに変化が見られ、盤瑶、紅瑶等、数百の異なった瑶名が出来た

雲南省 ブーラン族 主に雲南省シーサンパンナ・タイ族自治州に居住している農耕民族。居住地は温暖な気候に恵まれ、中でも茶の栽培が盛ん。プーアル茶は特に有名。プーラン族プーラン語を話すが文字はない。小乗仏教を信仰。 雲南省 納西(ナシ)族 麗江は納西族自治県の中心地。中国の中でも長い歴史をもつ民族の一つ。多くの神を祭る東巴(トンバ)教を信奉し、東巴文字という象形文字が今でも受け継がれている事で知られる。
雲南省 白(ペー族) 大理は白族の自治州。建築技術に優れ大理三塔は有名。仏教で道教の影響も強い。字の通り白い衣服が特徴。 雲南省 雲南
チベット族
チベット・青海高原には、歴史的背景からチベット族が多く住んでいます。現在は北に位置するアムド地域の大半は、青海省となり、西に位置するカム地域は、四川省や雲南省となっており、チベット自治区はウ・ツァンを中心とする地域になっています。このような背景から、青海省・四川省・雲南省にも沢山のチベット族が住んでおり、チベット自治区のチベット族240万人に対し、中国全体では、600万人のチベット族がいると言われています。
貴州省 苗(ミャオ)族 中国でも4000年前の史籍の中に登場するほど長い歴史をもつ民族の一つ。長い歴史の中で、あちらこちらに移住していき、言葉や習慣だけでなく、服装や頭飾りも、それぞれに異なるようになった。その為、〇〇苗族の様に、異なった名称で呼ばれる。
ろうけつ染め、刺繍、首飾りなどが有名。民族衣装も130種類以上あり、世界でも類を見ない。
西蔵自治区

チべット
チベット族

貴州省 尖尖苗族 陝西省 回族 回族は、唐代以降、西方のアラブやペルシア人と中国漢民族が結びついて生まれた中国イスラム教徒の民族集団。言語は漢民族と同じ。回族の人口は約1千万人900万人で中国各地に広く住んでいる。モスクを中国語では清真寺と言う。
貴州省 布依(ブイ)族 主に貴州省南西部のプイ族ミャオ族自治州に居住している農耕民族。プイ族の居住地区は渓谷や平原地帯が多く、黄果樹大瀑布周辺にも多くが住んでいる。ろうけつ染めは有名。古代越人がルーツとされ、欄干式の家屋や、銅製の太鼓など独特の風習が残っている。 新彊自治区 ウイグル族 主にタリム盆地に居住する民族で、総人口は1千万人といわれる。オアシスに定住して,主に綿花やブドウ栽培等の農業に従事している。新中国成立後の1955年10月1日に新疆ウイグル自治区が設けられ、ウイグル族の主な居住地域となっている。イスラム教を信仰している
        新彊自治区 カザフ族
(写真はゲル)
中央アジア西北部のステップ地帯に居住する遊牧民族で「馬にまたがった民族」とも言われる。主な居住地域はカザフスタン共和国で、中国の新疆ウイグル自治区北西部に百数十万人が住んでいる。ロシアのコサックと同一語源と言われる。

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.R.HORI & Y.FUNATSU
公開日: 2002.08.10 更新日2013.03.01